猫の去勢・避妊手術にかかった費用のリアル【2026年版・体験談あり】

猫の去勢・避妊手術にかかった費用のリアル【2026年版・体験談あり】

猫を迎えたばかりのころ、「去勢・避妊手術ってどのくらいかかるんだろう」と検索しまくりました。ネットには「1〜5万円」と幅広く書いてあるだけで、結局いくら準備すればいいのかさっぱりわからなかったんですよね。

うちはペットショップで迎えた雄猫なのですが、実際に手術を終えてみて「もっと早く細かい情報が知りたかったな」と感じた部分がたくさんありました。この記事では、そのときに調べたことや実際にかかった費用をまとめています。同じように「で、結局いくら?」と思った人の参考に、少しでもなれたらと思います。


去勢・避妊手術の費用相場:雄と雌でこんなに違う

雄猫の去勢手術:1万〜3万円が多い

雄猫の去勢手術は、睾丸を摘出するだけなので術式がシンプルです。そのため費用も比較的おさえめで、多くのクリニックでは1万〜2万円台に収まることが多い印象です。

うちの場合は検査代・麻酔代・手術費込みで18,000円でした。エリザベスカラーは病院で無料で貸してもらえたので助かりました。地域や病院によって差があるため、事前に2〜3件に電話で確認しておくといいと思います。

  • 手術費本体:8,000〜15,000円
  • 術前血液検査:3,000〜6,000円(任意だが推奨されることが多い)
  • 麻酔・入院費:3,000〜5,000円
  • 合計目安:14,000〜26,000円程度

雌猫の避妊手術:3万〜5万円が目安

雌猫の避妊手術は、お腹を開いて卵巣(または子宮卵巣)を取り出す術式になるため、雄より費用が高くなります。日帰りで済む病院もあれば、1泊入院が必要な病院もあり、それによっても金額が変わります。

  • 手術費本体:15,000〜30,000円
  • 術前血液検査:3,000〜6,000円
  • 麻酔・入院費:5,000〜10,000円
  • 合計目安:23,000〜46,000円程度

地域差が大きく、都市部のほうが高い傾向があります。動物病院によっては「去勢・避妊パック」として一式セット価格にしているところもあり、そちらのほうが安上がりになることもありました。


費用を少し抑えるために調べたこと

自治体の助成金・補助制度を確認する

実は多くの自治体で、飼い猫の去勢・避妊手術に対する補助金・助成金制度を設けています。金額は2,000〜10,000円ほどと幅がありますが、知らないと損になるので必ず確認しておきましょう。

調べ方は「(住んでいる市区町村名)猫 去勢 補助金」で検索するのが一番早いです。申請に期限があったり、先着順だったりするので、手術前に動いておくのを忘れずに。

術前血液検査は省略できる?

病院によっては「血液検査は任意です」と案内されることがあります。若くて健康そうな猫なら省略を提案されることも。ただ、麻酔リスクを下げるためにも受けておくことが推奨されている検査なので、費用を節約したいとしても省略はよく考えてからにしたほうが安心です。

うちは獣医師から「念のため受けておきましょう」と言われたので、素直に受けました。結果は異常なしでしたが、万が一のことを考えると払う価値があったと思っています。


手術のタイミングはいつが正解?

生後6〜8ヶ月が一般的な目安

去勢・避妊手術の適切な時期は生後6〜8ヶ月頃が一般的とされています。体が成熟してきた段階でおこなうことで、麻酔リスクも低くなります。ただし、発情が早い猫は4〜5ヶ月で手術を検討する場合もあるため、かかりつけの獣医師に相談するのが確実です。

うちの子はペットショップから迎えたのが生後3ヶ月で、獣医師から「7ヶ月になったらやりましょう」と言われていました。発情の兆候も出てきたタイミングで予約を入れ、7ヶ月半で無事終えられました。

発情期前に終わらせるメリット

雌猫の場合、発情期が来る前に手術をすると乳腺腫瘍の発生リスクが下がるというデータがあります(発情前に手術した場合のリスク低減については獣医師にご確認ください)。雄猫でも、スプレー(マーキング行動)が始まる前に手術するほうが習慣的な行動が定着しにくいとも言われています。

「まだ先でいいかな」と思いがちですが、迎えたら早めに病院に相談だけでもしておくと安心です。


術後に必要な準備と追加費用

エリザベスカラーと術後服

手術後は傷口をなめないようにエリザベスカラーを着けます。病院で貸し出してくれる場合もありますが、購入が必要な場合は1,000〜3,000円ほど。ソフトタイプのほうが猫のストレスが少ないという話もあり、うちも途中でソフトタイプに替えました。


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カラーが嫌すぎてごはんを食べなくなる猫もいるようで、術後服(体を覆うウェアタイプ)が代替品として使われることもあります。どちらが合うかは猫次第なので、様子を見ながら対応するのがよさそうです。

術後の食事管理と安静グッズ

術後しばらくは安静が必要で、ジャンプや激しい動きを控えさせる必要があります。キャットタワーには登れないようにするなどの工夫も必要でした。

術後の食事は手術当日の夕方から少量ずつ再開するよう指示を受けました。去勢・避妊後は太りやすくなるとも言われているので、術後からフードを切り替える猫も多いです。


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ペット保険と手術費用の関係

去勢・避妊手術は保険の対象外

ここは多くの人が誤解しているポイントなのですが、去勢・避妊手術はほぼすべてのペット保険で補償対象外です。「病気・ケガの治療」が対象であり、健康な動物の予防的な手術は対象に含まれないというのが一般的なルールになっています。

そのため、手術費用は全額自己負担で準備しておく必要があります。雌猫なら5万円前後を目安に、ちゃんと用意しておいたほうが安心です。

それでもペット保険は検討する価値がある

去勢・避妊は対象外ですが、その後の病気やケガに備えるためにペット保険は有効です。猫は年齢を重ねると腎臓病や尿路系のトラブルが多くなる傾向があり、治療費が数万〜数十万円になるケースも珍しくありません。

手術のタイミングで「保険、どうする?」と考える人も多いので、手術前後にあわせて保険の検討もしておくと後悔が少ないかもしれません。


まとめ

猫の去勢・避妊手術にかかる費用をざっくりまとめると、以下のようになります。

  • 雄猫の去勢手術:14,000〜26,000円程度
  • 雌猫の避妊手術:23,000〜46,000円程度
  • 自治体の補助金が使えると数千円〜1万円ほど安くなることがある
  • 術後用品(エリザベスカラー・術後服)で1,000〜3,000円ほど追加
  • ペット保険の補償対象外なので全額自己負担で準備が必要

「高いな」と思うかもしれませんが、発情によるストレスを減らしたり、特定の病気リスクを下げたりといった意味で、長い目で見ると猫にとってもメリットが大きい手術です。

どの病院が良いか・いつ手術するかは、かかりつけの獣医師と相談しながら決めるのがベストだと思います。費用の話も含めて、率直に聞いてみると丁寧に教えてもらえることが多いですよ。

※医療的なことは必ず獣医師にご相談ください。

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