猫と引っ越しするときの注意点まとめ|前日・当日・新居に慣れるまでやったこと

この記事でわかること

  • 引っ越し前日までに準備しておくべきこと
  • 当日、猫に余計なストレスをかけないための動かし方
  • 新居でのストレスサインと、落ち着かせるための対処法

猫を連れて引っ越しをしたとき、「こんなに大変だとは思わなかった」と正直感じました。

引っ越し業者が出入りするなかで猫はパニックになるし、新居に移ってからも3日くらいはごはんを残したり、隅っこに隠れたまま出てこなかったり。猫ってこんなにストレスに弱かったっけ、と改めて実感しました。

この記事では、実際に猫と一緒に引っ越しをして「やっておいてよかった」「もっと早くやればよかった」と思ったことを、時系列でまとめています。はじめての引っ越しで不安な方の参考になれば嬉しいです。


引っ越し前日までにやっておくこと

キャリーバッグを普段から出しておく

猫にとって、キャリーバッグは「病院に連れていかれる怖いもの」というイメージがついている場合が多いです。引っ越し前日に突然入れようとすると、まず入ってくれません。

私は引っ越しの1週間くらい前から部屋にキャリーを出しっぱなしにして、中にいつも使っているブランケットを置いておきました。最初は警戒してましたが、3日目くらいから自分から入って昼寝するようになってくれて、当日の移動がかなりスムーズでした。

キャリーは、ファスナーで上からも開けられるタイプが猫を出し入れしやすくておすすめです。

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新居の危険箇所を事前にチェックする

引っ越し先に鍵の受け渡しで先に入れるなら、猫が入り込みそうな隙間や、窓の網戸の状態を事前に確認しておけると安心です。

特に気をつけたいのが、洗濯機の下や冷蔵庫の裏側の隙間。新居は段ボールだらけで人の出入りも多いので、猫が暗い場所に潜り込んでしまうと引き出すのが大変です。段ボールで隙間をふさいでおく、脱走しやすい窓には先に網戸ストッパーをつけておく、といった対策を先にやっておくと当日バタバタしません。


引っ越し当日の猫のあつかい方

業者が来る前にキャリーへ入れてしまう

引っ越し当日は、業者さんが来る前に猫をキャリーに入れてしまうのが正解です。玄関や部屋のドアが何度も開いたり、知らない人が出入りするので、フリーにしていると脱走リスクが跳ね上がります。

キャリーに入れたら、できるだけ静かな場所(クローゼットの中、または車の中)に置いておくと猫の不安が少し和らぎます。荷物の搬出で人が頻繁に通る場所に置くのは避けた方がいいです。

当日の食事は移動の2〜3時間前までに済ませる

移動中に車酔いや緊張で嘔吐してしまう猫もいるので、当日の朝ごはんは移動の2〜3時間前には済ませておくのがおすすめです。

水は少量なら大丈夫ですが、移動中のキャリー内に水入りの容器を入れると揺れでこぼれて体が濡れてしまうので、到着してから飲ませる方が無難です。新居に着いたらまず静かな部屋にキャリーを置いて、猫が自分から出てくるまで待ちましょう。急いで出そうとすると余計にパニックになります。


新居で猫が不安がっているときのサインと対処法

こんな行動が出たら要注意

新居で猫がストレスを感じているときに出やすいサインがあります。うちの場合は以下のような変化が見られました。

  • ごはんをほとんど食べない(2〜3日続いた)
  • 部屋の隅や家具の後ろから出てこない
  • 低くうなる・シャーと威嚇する
  • トイレの回数が減る(または粗相が増える)

これらは引っ越し直後によく見られる一時的な反応で、数日〜1週間ほどで落ち着いてくることが多いです。ただしごはんをまったく食べない状態が3日以上続く場合や、ぐったりしているときは獣医さんに相談してください。

慣れるまでにやってよかったこと

新居で試してよかった対策をいくつか紹介します。

旧居で使っていたタオルや毛布をそのまま持ち込む
においが猫を安心させてくれます。洗わずそのまま持っていくのがポイントで、新居に着いてすぐキャリーの中や寝床に置いておくと効果的でした。

フェリウェイ(猫用フェロモン拡散器)を使う
猫が顔をこすりつけるときに出す「安心のにおい」を人工的に再現したアイテムで、新居に着く前日くらいからコンセントに挿しておくとよいそうです。実際に使ってみて、気休め以上の効果は感じました。劇的に変わるわけではないですが、隠れている時間が少し短くなった印象です。

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なるべく普段どおりに接する
猫が隠れているとつい追いかけて確認したくなりますが、それが逆にプレッシャーになることもあります。部屋の中でいつもどおりに過ごして、猫が自分から出てくるのを待つのが一番の近道でした。


引っ越し後にやっておきたい手続き・確認

新居近くの動物病院を探しておく

引っ越し後、しばらくはバタバタして後回しにしがちなのが動物病院の確認です。でも、緊急で受診が必要になってから慌てて探すのは意外とつらい。

荷解きがひと段落したら、徒歩や車で行ける圏内の動物病院を2〜3軒ピックアップしておくと安心です。口コミを読んで、夜間や緊急対応の可否も確認しておけるとなおよしです。

マイクロチップと迷子札の住所を更新する

猫にマイクロチップを入れている場合は、引っ越し後に登録情報の住所変更が必要です。環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」サイトから変更できます。

また、首輪につける迷子札の住所・電話番号も古いままになっていないか確認してください。新居に慣れていない時期は特に脱走リスクが高いので、万が一のためにもここは早めにやっておきたいポイントです。


まとめ

猫と引っ越しするときに気をつけたいポイントを振り返ります。

  • 引っ越し前からキャリーを出しておき、猫を慣れさせておく
  • 当日は業者が来る前にキャリーへ入れ、静かな場所に置く
  • 食事は移動2〜3時間前までに済ませる
  • 新居ではいつも使っていたにおいのついたアイテムを活用する
  • ストレスサインが長引くようなら迷わず獣医さんへ
  • 落ち着いたら動物病院の確認とマイクロチップの住所変更を忘れずに

猫にとって引っ越しは「知らないにおいばかりの見知らぬ場所に突然放り込まれる」体験です。完全に不安をゼロにはできませんが、ちょっとした準備と待つ気持ちで、だいぶ違います。

慌てず、猫のペースに合わせてあげてください。うちの猫も最初はひきこもりでしたが、1週間後にはすっかり新居の探検に夢中になっていました。


※医療的なことは必ず獣医師にご相談ください。

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